【日本民间故事】育婴幽灵


【日本民间故事】育婴幽灵

昔、あるところに飴を売るお店がありました。ある晩、お店の戸を叩く音がありました。主人が戸を開けると、そこにはお腹が大きい美しい女の人が立っていました。女の人は小銭を1枚渡し、飴を1つ受け取りました。次の日の晩もその女の人は飴を買いに行きました。顔色は前よりも悪くなっていました。

很久以前,某地有一间糖果店。一天晚上,有敲门的声音。店主把门打开,一位大腹便便的美女站在店门口。女人付了一枚零钱,买了一颗糖果。第二天晚上,那女人又来买糖果,脸色比之前更差了。


7日目まで、女の人は毎晩やってきました。顔色は日に日に悪くなるばかりでした。7日目には、女の人が小声で泣きながら、お金がもないのにどうしても飴を1つ下さいと頼みました。

一直到第七天,那女人每晚都来。脸色一天比一天差。第七天,女人轻声地哭着央求道,钱已经没了,请无论如何给一颗糖果。


主人は飴を渡して、女の人がどこに行くのか確かめたくなり、こっそり後を追いかけました。彼女はお寺の脇を歩き、お墓のところに行くと、突然新しい地が積まれているところで消えてしまいました。するとどこからとなく赤ん坊の泣き声が聞こえてきました。

店主给了糖果,想确定女人的踪迹,于是悄悄地跟在她后面。她走过寺院旁,来到墓地,在新土堆那儿突然消失了。这时,店主听到了不知从哪儿传来的婴儿的哭声。


お坊さんは「1週間前、若い女の人が私のところに来て、気分が悪いし、宿屋に泊まるお金もないし、一晩泊めてくれと頼んだ。赤ん坊のために親元に帰ってきたと言うことだった。旦那はなくなったそうだ。ところが、驚いたことに、次の朝なくなっていたんだ。どこから来て、誰なのか分からずじまいだった。弔いをして産着と小銭6枚を入れて、寺の墓に埋めてやったわけだ」と言いました。

和尚说:“一个星期前,有位年轻的女子到我这儿来。由于身体不适,又没钱住旅馆,她求我让她住一个晚上。她说她要回娘家生小孩,丈夫已经去世了。然而惊人的是,她在第二天早上去世了我不知道她从哪儿来,也不知道她是谁,就帮她办了一场葬礼,把她和那新生婴孩的衣服、6枚零钱一起葬在寺院的坟墓里。”


「お坊さん、今なんと言いました。小銭6枚、その女の人は雨を求めに7回きたのですよ」と主人は震えながら言いました。

“师傅,你刚刚说了什么?6枚零钱?那女人为了买糖果来了7哦。”店主一边发抖一边说道。


「お墓を掘り起こしてみませんか。」

“要不把坟挖出来看看?”


次の日、お坊さんがお経をあげている中、お墓が掘り返されました。棺を上げると、死んだ女の人の腕の中にかわいい産着に包まれた赤ん坊がいました。

翌日,和尚诵经,其他人把坟给挖了出来一打开棺木,发现死去的女人的手臂内有个可爱的婴儿。包着新生儿的襁褓。


「お坊さん、飴を買いに来たのはこの女の人です。」

“师傅,来买糖果的就是这个女人。”


その時です。赤ん坊が突然泣き出しました。

这时,婴儿突然哭了起来。


「母親はお乳の代わりに飴を毎日あげていたんだな。この子はこの寺で育てよう」

“原来妈妈每天以糖果来代替奶水啊。这孩子就留在寺院里养吧。”


数年が過ぎ、その子は立派な子供に成長しました。そして都に出て一生懸命勉強し、立派なお坊さんになりました。

过了数年,那孩子成长为出色的小孩。然后,他到都城里努力学习,成了优秀的和尚。


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